『web2.0が変える地域コミュニティ』〜セカンドライフと地域SNSから探るビジネスのヒント〜

東京商工会議所主催のセミナーに参加
http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-13640.html

    • ID化
      • セカンドライフではすべてのものに対して、IDがつく
      • 世の中のものすべてに、ICタグがついているようなもの
      • すべての生成物は誰が作ったかトレース可能
    • 3Dコミュニケーション
      • これまでのコミュニケーションでは、本当のことは伝えられていなかった
      • 僕の思い浮かべて言った犬と、貴方が聞いて思い浮かべた犬は違うかもしれない
    • 換金
      • L$がUSドルに変換できるのは、買いたいユーザーと売りたいユーザーが取引しているだけ
      • リンデンラボ社はL$を買い取らない
    • 商売になるのか
      • 現在は物価がものすごく安い発展途上国
      • 現状ではそれほど儲かるものではない
      • 良い人が注目される
    • オブジェクトの作成
      • 基本の形状のプリムをつくり、組み合わせてオブジェクトを作る
      • ポリゴンだと情報量が多くなるものを、基本形状の変形で簡易に表せる
      • スクリプトを割り付けることにより、回転させたりも自由
      • 物理シミュレーションを走らせることにより、物体を落下させたりもできる
    • コミュニケーション
      • 話した言葉(チャット)は周囲20mの人に届く
      • シャウトを使うと周囲100mに届く
      • つまり空間という概念がある
      • 音を発する(笑うなど)と、近くの人ほど大きく聞こえる
    • セカンドライフ上のコミュニケーション
      • コミュニケーションが普通の空間
      • セカンドライフで「こんにちわ」の呼びかけにはこたえてもらえる
      • 渋谷で声を掛けても変な人と思われてしまう
      • 時間と空間を共有する。リアルに近い関係
  • 第二部:パネルディスカッション「SNSが地域を変える」
    • 「ごろっとやっちろ」小林さん、自己紹介
      • 2003年4月に初代ごろっとやっちろ
      • 自治体でSNSを運用するのは世界初
    • 「ちょっぴー」田村さん、自己紹介
      • 千代田区は面積が非常に小さい中に昼間は85万人、夜は4.5万人
      • 世界にもこれほど人口差の激しいところはない→大都市型のモデルとして選ばれる
      • 地方は長岡が選定→現在バージョンアップ中
      • 当初準備不足で多くの人に去られてしまう
      • いまは伸びが鈍化、月50名程度の新規登録、本日現在2066名
    • 「XSHIBUYA(クロスシブヤ)」本荘さん、自己紹介
      • リエーターのマッチング、LLPで運営
      • カリフォルニアに1ヶ月ギャラリーをレンタル
      • mixiはビジネス禁止だが、ここでは積極的に仕事してくれというスタンス
    • 「NikiNiki」池田さん、自己紹介
      • メディアが開設したSNS鹿児島テレビ
      • 放送と市民メディアとの融合を目指して立ち上げた
      • エリアは鹿児島県
      • 心臓病の子供の応援にリストリングを発売
      • 1週間で製作本数の200本を発売
      • 災害放送ーマスコミなので情報を流せる
      • 桜島の駅伝大会にNikiNikiのチームで参加、盛り上がり
    • 現状と課題(小林さん)
      • ごろっとやっちろ盛り上げ隊というのがある
      • 花火大会のインターネット中継→八代外から見に来る人も多数
      • ライトダウンイベント
      • 街づくりをみんなで考えるコミュニティ
      • もともと行政でやっていたが、市民が入ってきた、さらには副市長も
      • 行政が近く感じられるという
      • ただし、他に便利なツールが出ると移ろいやすい
    • 現状と課題(田村さん)
      • 長岡の酒を提供してもらい、試飲イベント
      • 長岡祭りのメインイベントに神田明神の神輿を持って参加、担ぎ手を公募
      • 地域間交流
      • たがが外れたときに運営者が一休み→アクセス数ががた落ち
      • ある程度運営者が動かしていかなければならない
      • もし区で運営するとなると、議会の人たちに仕組みを理解させるのは難しいかもしれない
    • 現状と課題(池田さん)
      • 鹿児島からの回線が悪く聞き取りにくかった..._m(_)m_
    • 現状と課題(本荘さん)
      • LLPといっても、パートナー企業との提携によって運営
      • 外向けと内向け
      • 会員が自分の作品を紹介できるHPを簡単に作れるインターフェースを提供(会員限定)
      • クリエイターは意外にITリテラシーが低い
    • 地域SNSはどういった使い方が良いのか(小林さん)
      • 日記に「今日○○」に参加しましたと一行書くだけで、そこからいろいろ話が膨らむ
    • 地域SNSはどういった使い方が良いのか(田村さん)
      • 地域SNSでは、比較的時間がゆっくりしている
      • 日記やコミュのレスも1週間以上後に来ることもある
      • 30代半ばが多いが、40〜50代も結構いる
    • 地域SNSはどういった使い方が良いのか(池田さん)
      • 携帯の利用が増えている?(回線悪し)
    • 庄司さんまとめ
      • 8/31に地域SNS地域フォーラム
      • これからますます、関心を集めていく
    • 質問:地域SNSが逆に住民間のギャップを広げるのでは?
      • (小林さん):すべての人をSNSに参加させることが目的ではない
      • (小林さん):地域のハブとなる人を育てるのが目的
      • (小林さん):デジタルデバイドはゼロにはならない
    • 質問:ITリテラシの弱い人には...
      • (庄司さん):他のメディアも絡めるのがひとつの方法(テレビ、紙媒体)
      • (庄司さん):地域のブランド化(内部交流より外部への発信)に使う方法もある

残務多数のため、残念ながら交流会不参加...

以上